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先日、DSの電池が切れてしまい、本屋を物色。
第5回『このミステリーがすごい!』大賞受賞という帯につられて購入したのが
伊園旬「ブレイクスルー・トライアル」。
誤解無きよう先に述べておくが、読後の感想は「面白かった」。
映画のような登場人物の時間のクロスのさせ方など、「おぉ~」と思ったし、
何よりすべての登場人物に愛嬌がある。
とりわけワタナベ製作所社員3人が私のお気に入り手ある。
更に具体的に言えば、第3章39節のやりとりとか。
ついでに述べておくと、私はミステリーマニアではないだろう。
ここ数年ロンドンに行く機会があり、その際シャーロック・ホームズと
シェークスピアがマイブームだったが、読んだモノは一握り。
探偵や謎解きなどの小説も読むが、人様に語れる程だと思わない。確実に。
第4回大賞の「チームバチスタの栄光」が凄く面白かったから、
『このミス大賞』というブランドにつられ購入したのは認めます。
でも、素直に思った。何も知らないから思った。
「これはミステリーなのか?」
*
日曜に購入して、翌日月曜までに続けて2回読んでみた。
それから「ミステリーおよびミステリー小説とは何ぞや?」と考えに考えた。
無論、答えは未だ出てない。
そして『このミステリーがすごい!』HP、第8回募集要項で
ミステリー&エンターテイメントの分野で
とか
ホラー的要素の強い小説やSF的設定を持つ小説でも、斬新な発想や社会性および現代性に富んだ作品であればOKです。また時代小説であっても、冒険小説的興味を多分に含んだ作品であれば、その設定は問いません
と、文学賞のスタンスを知ったのは今日ナリ。
*
ウィキペディアで「ミステリー」や「推理小説」の項目を読んでいたら、
北村薫の「スキップ」が読みたくなった。
確か本棚にあったよな。。。
中井馨の掛け持ちは一体何だったの?