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主に合唱日記・・・だったのは気のせいです。弐代目
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7月5日(土)

その後、旦那と話し合った結果、
 自分で基礎体温測ってタイミングを測り、それで妊娠できたら良いね。
 不妊治療に通うまではしなくていいか。
となった。


早産になりやすく安静を求められ、安定期というものは無いに近い。
でも既にいる息子のお世話をしなくてはならない。

来年になれば息子は幼稚園入園だから、
息子を連れて千葉に里帰りもできないし、
そもそも、かかりつけの大学病院が神奈川の自宅方面。

子宮外妊娠で39日入院した時、
実母と義母が交代で息子の面倒を見てくれたが、
単角子宮で妊娠出産された方のブログ等を見ると、
入退院を繰り返したり、長期入院が必要なときもあるとの事。

私と旦那2人だけで乗り切るのは無理であり、
実母・義母に昨年の入院以上の迷惑と協力が求められる。

何のトラブルの無い妊婦さんに比べたら、
検診に通う頻度も多くなるだろうし、
さらに入退院を繰り返せば、かかる医療費も増える。

それでもなお第二子を望むか?

旦那と話したら、
 私自身、今までもそんなに妊娠しやすい体質ではなかったし、
 「単角子宮」ってだけで諦めてしまうのももったいない。
 私も旦那も、可能であれば息子に兄弟を作ってあげたいと思っている。
 だったら、今までどおり自己流でタイミングを測り
 また妊娠できたら良いね~で良いんじゃない?
という事になった。


胸に腫瘍があって、僧帽弁がズレてて
緑内障予備群で、子宮が奇形。
後は・・・母方家系の生存している女性全員子宮筋腫。
今のところ婦人科検診で指摘されたこと無いが、私も予備群なのかな?

それはさておき、妊娠トラブルが多く、かつ妊娠しにくい嫁なのに
そのことを全く責めず、こちらを気遣ってくれる義父・義母・夫。
本当にありがたいし、本当に大好きだ~♪

いい人の所に嫁に来たとつくづく思う。


病院のフォローも終わった事だし、
子宮外妊娠に関する内容も、これで一旦終了。
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7月3日(木)

その後、受け取り忘れた抗生剤は、
週明け月曜に病院に電話した上で受け取りに行ってきた。

んで、先週行われた卵管造影検査の結果を聞きに婦人科を受診。
結果としては、造影検査を無事パスし、
子宮外妊娠のフォローは終了した。

+++

だが、今回造影検査をして私の子宮が奇形だということが判明。
左右対称のはずの子宮の左側が無い(機能していない)そうで、
「単角子宮」と言うらしい。

先天的なのもか、子宮外妊娠による後天的なものかは判断できず。
医師が3年前の帝王切開時のカルテを見てくれたが、
通常より多めに切ってるとの記述はあれども、
妊娠で子宮が伸びていたこともあり、
「単角子宮」に関する記述はなし。

「単角子宮」でも色々な形状はあると思うが、
通常より子宮が小さいことにはなるんだろう。
なので、
 流産・早産の危険性が高い
 逆子になりやすい
 陣痛が微弱
といったリスクがあるそうな。

息子を出産した後の産後検診で
産科医が早産の原因が不明で首をかしげていた。
でも「単角子宮」を調べてみたら
コレのせいか!と納得したよ。

昨年、まだ子宮外妊娠とはわからず産科を受診していた頃、
医師が「子宮筋腫?」って聞いてきたのも、
子宮の形が通常とは違ったからなのだろうか。

+++

今回の造影検査で右側の卵管は綺麗に通っているが、
左側は通らず。

でも子宮の奇形はそう珍しく無いことであり、
特に「単角子宮」の場合は子宮の形を整える手術も出来ない。
だが、(私の場合)右側は正常に機能しているし、
「単角子宮」でも妊娠・出産は可能。
ただし帝王切開となるだろうが。

前回(子宮外妊娠)も、前々回(息子)も、
自分で基礎体温を付けて妊娠はしているのだから、
今すぐに不妊治療が必要と言うわけでもない。

子宮の奇形が今回の検査で判明したが、
卵管に着床したものは体内に吸収されたので
子宮外妊娠に対する病院でのフォローは終了との事。


晴れて次の妊娠が解禁となったが、なんとも微妙な結果に。
先ずは旦那と第二子を望むか否かを話あわなくてはねぇ~。

でも、左側卵管出口に着床したと聞いていた子宮外妊娠。
卵管温存の為に局所注射を選択したが、
その卵管が機能していないなら
切っちゃっても良かったんじゃね?┓(´ー` )┏
とも思う今日この頃。


6月28日(土)

健康診断を受けに行って来た。
問診票に「インスリンを服用していますか」など
投薬に関する質問があった。

そこで私の手が止まった。

あれ?
造影検査後、感染予防の為に抗生剤が処方されるって
事前説明の紙や、当日看護士の説明にあったよね。
私、会計だけして薬もらってない。。。

帰宅して造影検査の書類確認したら、
事前説明の紙では「院外処方」とあるし、
会計の診療明細書では「処方料」とか書いてあるから
その分も医療費徴収されている。
でも、処方箋もらってない(T_T)

今日は病院は休診日。
大学病院だから救命救急の電話は繋がるけど・・・
そこまで一刻を争うって訳でも無いしなぁ。

なんやかんや迷った挙句、発熱・出血・腹痛も無い訳だし、
週明け月曜日に電話で問合せしてみることにした。

やっとここまで辿り着いたのだから、
検査後に何か感染したら嫌だなぁ~。

6月26日(木)

昨年、子宮外妊娠で緊急入院した当日、
子宮内容除去術(流産手術)を行った。
子宮口を広げるための事前準備として、
子宮口を器具で引っ張り、海藻を元にした棒を挿入。
麻酔無しだったせいか、子宮口引っ張られるのが物凄く痛かった。

その痛さによる副交感神経のせいか、
はたまた処置台が仰向けから座ってる状態に自動で戻ったからか
生まれて初めて気を失った。

+++

ついにここまで来た、造影検査の日。
今日は婦人科ではなく放射線科に直行。
時間厳守との事で、むしろ早く着きすぎた。

検査は15時から。
看護士による事前説明のため15分前には到着するよう言われたが、
押してるのか、検査が始まったのは15時20分からだった。

検査着に着替えて、レントゲン部屋に移動。
下着は下だけ脱ぐ。
事前にピアス&結婚指輪を外して行ったが、
検査中眼鏡を外すように言われなかったので、いらぬ気遣いだったかも。

婦人科医の内診の後、内部洗浄、
器具て子宮口を引っ張り、造影剤(ヨード剤)を通すチューブを挿入。
流し込んでる最中に2回撮影。
撮影後、造影剤を書き出し、内部洗浄、タンポン挿入。
自力で起き上がり、下着装着。
ここまで10分位。

別室に移動し、ベッドで15分休む。
造影剤が行き渡るように、横向きで寝るよう言われた。
15分経過後はベッド横の椅子に座って待機。

再びレントゲン室に戻り、下着着用のままレントゲン撮影(1回)。
これで検査終了なので、着替えてお会計して帰って下さい。
タンポンは3時間経過後に抜いて、
今日は入浴(シャワーOK)・激しい運動は禁止。
感染予防の為、抗生剤が3日分処方されるとの事。
この時16時位。



事前説明の時、子宮口引っ張る時と、
造影剤を流しこむ時に痛みを訴える人が多いとの事。
子宮口は鋭い痛み、造影剤は生理痛みたいな感じと説明された。

ネットで造影検査の体験談調べた時、痛いと書いてる人が多かったが、
流産手術の時のヤツね。

帝王切開後、傷口の癒着を防ぐために、
医師・看護士から「歩け・歩け」と言われたから歩いてたのに、
「文さん、痛みに対する耐性強いね」と
医師に言われたワタシでも痛かったやつだ。

しかも流産手術の時は、生まれて初めて失神したし。

なので、事前説明後、
看護士さんにその失神話をし、ちょっと心配と伝えておいた。
そしたら、看護士さんが医師に伝えてくれたのか、
検査開始時、担当医師が
「まずは子宮口つかまずにチューブを入れてみますね~」
と言ってくれた。
お陰で、造影剤流し込んでる最中の鈍い生理痛の様な痛みはあったが、
子宮口をつかまれる痛みは無く、
余裕~♪の検査だった。



検査後、看護士さんによる注意点を受けた後
流し込んだ造影剤がどうなるか疑問だったので聞いてみた。
聞いた結果、
 ・今日流し込んだのは10cc程度
 ・その半分、5cc位は医師がかき出してくれている
 ・残りは分泌物と一緒に体外へ排出される
との事だそうだ。


一週間後の外来で検査結果が伝えられるが、
どうか無事にパスしていますように。
 



・・・でも、思わぬ落とし穴があったとさ。
6月19日(木)

やっと、卵管に着床したものが体内に吸収されたよ~(≧▽≦)ノシ
んで、急遽来週、卵管造影検査だよ~。

造影検査は低体温期に行うそうで、月経終了後。
そして私の行ってる病院では検査日が木曜午後に決まってるそうな。
私の体内リズムとあわせて、来週木曜と決まった。

卵管造影検査とググると不妊治療の体験談が出てくる。
それによると、痛いとか ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

でも、造影検査パスすれば妊娠解禁まであとちょっと。

26日に造影検査。
そういえば、昨年10月妊娠が分かって、
母子手帳を取りに行ったとき。
病院で補助券使用する時に分娩予定日を記入したとき。
確か、予定日は6月26日辺だったような。
子宮外妊娠じゃ無ければ、今頃臨月だったのか。

などと、しみじみ思うが、来週の検査、頑張るっス。
5月15日(木)

朝から某私鉄が人身事故で運転見合わせ。
そのせいかバスがめっちゃ混んでる&遅れて来ない。
1台目を見送り、2台目が来ても乗れるかどうか分からない。
なのでタクったよorz

今回からは採血無しの診察のみ。
エコーの結果、卵管に着床したものがまだ小さくなっていないので
造影検査はまたも持ち越し。
先月は3cmだったものが、今月は1.5cmだったので医師は
「来月には造影検査のお話ができるかもしれませんね」
という。

いや、HCGがいつも2分の1ずつしか下がらなかったから、
今回も長引くんじゃありませんか?
・・・と、思った事はナイショ。

次回も約1ヶ月後に受診。


+++

さて私が通院している大学病院、建て替え計画が進んでおり
GW明けから新病棟オープンとなった。
新病院になり待合室等が画面による番号表示案内に切り替わり、
自分が後どれくらいで呼ばれるのかがわかりやすくなった。

ただ・・・待合室ベンチの背もたれが低くなり、
予約時間から1時間は待たされるのがデフォルトの大学病院では
腰が痛くなる。

自分の番号が画面に表示されたのを見逃さないよう
ベンチでは寝かせないために、この背もたれの高さなのだろうが
婦人科だけでなく他の外来でもこのベンチなのだろうか?
産科の妊婦さんには長時間座っているのが辛いデザインだと思う。

4月16日(水)


12月20日 婦人科外来 HCG:2455
12月27日 婦人科外来 HCG:1707
 1月 9日 婦人科外来 HCG:969
 1月23日 婦人科外来 HCG:576
 2月 5日 婦人科外来 HCG:380
 2月19日 婦人科外来 HCG:190
 3月 5日 婦人科外来 HCG:40
 3月19日 婦人科外来 HCG:<1 (※1以下という意味)
 4月16日 婦人科外来 HCG:<1


前回HCGが1以下になったが、念のため今回も採血があった。
結果は同じく1以下。


エコーで検査したら卵管がまだ腫れているとの事。
前回診察から基礎体温を付けて提出するよう言われていたが、
腫れが引かないため、造影検査については見送り。


あと前回採取したクラミジア検査は陰性だった。


次も約1ヶ月後の診察となった。

12月20日 婦人科外来 HCG:2455
12月27日 婦人科外来 HCG:1707
 1月 9日 婦人科外来 HCG:969
 1月23日 婦人科外来 HCG:576
 2月 5日 婦人科外来 HCG:380
 2月19日 婦人科外来 HCG:190
 3月 5日 婦人科外来 HCG:40
 3月19日 婦人科外来 HCG:<1 (※1以下という意味)


遂にHCGが目標値にまで下がった。
エコーで子宮内の腫れを確認すると、
一ヶ月前16mmだったものが6mmにまでひいていた。


医師から「今後も妊娠を希望しますか?」と聞かれる。
妊娠を希望する場合、子宮卵管造影検査をすることになるらしい。


エコー台の上で医師から突然「ランカンゾウエイのこと聞いてます?」と聞かれたが、
“造影”を“造営”と思い、
  (卵管摘出してないのに、作るの???)
と頭にハテナがいっぱい。
エコーの後、診察室で医師の説明を聞いて、
排卵した卵子がちゃんと卵管を通るか確認するレントゲン検査と判明。


そして、子宮卵管造影検査をする前には、
必ずクラジミア検査をすることになっているそうな。


子宮外妊娠の原因の一つにクラジミア感染がある。
それを知らずに造影剤を子宮内に注入すると、クラジミアをまき散らすことになるので、
事前検査&治療が必須との事。
因みに今日の診察で検体を採取した。
結果が出るには二週間ほどかかるそうで、次回診察に持ち越し。


ただ、造影検査にはタイミングがあるそうで、
まずは子宮内の腫れが治まること。
そして、月経が落ち着いた低温期に行うことだそうだ。
なので、明日からまた基礎体温つけて診察時に提出して下さいとの事。


HCGは1以下になり、今まで二週間に一回ペースでの受診が
一ヶ月ペースになった(^▽^)


次は4月16日。

前回書き忘れたが、2月19日大学病院婦人科外来で
血液検査の結果HCGが190だった。

んで2週間後の3月5日、HCGは40だった。

今まで2分の1で下がっていたのに、約2割という下降幅。
医師も、
  次回2週間後にはHCGも
  目標の0~5まで下がってるかも知れませんね、
と言っていた。


入院中に投稿した日記にも書いたが、入院中、
主治医と受持医2人の先生が私に付いた。
看護師さん曰く受持医と言うのは研修医の先生とかが付くらしく、
2ヶ月ペースで交代との事。

11月に入院した時は女性医師Y、
12月に入ったら2年前息子出産時にもお世話になった男性医師H。

このローテーションは婦人科外来の方にもリンクしてるようで、
退院後の婦人科外来も1月までは息子出産時の男性医師だった。

2月に入り、待合室で外来担当医師表を見ていたら、確かに名前が変わっていた。
まぁ、知らない先生でも気にはしないが・・・と思いながら診察室に入ったら、


男性医師Y「どうも、ご無沙汰してます。その後お変わりありませんか?」


知り合いキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

昨年緊急入院となった時、当直医(←この表現であってるのかな?)で、
流産手術をしてくれた先生だったorz


↑↑とゆーのが、2月5日の外来での出来事。
2月3月はこのN先生が担当してくださってる。
次回の外来は3月19日。
N先生とお会いするのも次回が最後かな。


もう、婦人科の先生で知ってる人はいなハズ。

今日も引き続き、子宮外妊娠治療の体験談。
内容が内容なので、苦手な方は読み飛ばして下さい。

なお、現在も通院中。

+++

今回は、まだ完治はしていないがHCGの推移を載せることにする。
ついでに入院中の治療&採血のローテーションも明記しておく。

ブラウザによってはレイアウト崩れるだろうなぁ・・・。


5週0日 妊娠検査薬 陽性
5週5日 大学病院産科受診
6週6日 産科2回目 採血 HCG:13771
7週6日 産科3回目 採血 HCG:27591

8週2日(入院1日目) 緊急入院・子宮内容除去術・採血 HCG:32933
入院 2日目(日)採血 HCG:28857
入院 3日目(月)治療・採血 HCG:28857 
入院 4日目(火)治療
入院 5日目(水)治療・採血 HCG:34454
入院 6日目(木)
入院 7日目(金)治療・採血 HCG:32082
入院 8日目(土)
入院 9日目(日)
入院10日目(月)治療・採血 HCG:約25000
入院11日目(火)治療
入院12日目(水)治療・採血 HCG:18943
入院13日目(木)
入院14日目(金)治療・採血 HCG:14727
入院15日目(土)
入院16日目(日)
入院17日目(月)治療・採血 HCG:12109
入院18日目(火)治療
入院19日目(水)治療・採血 HCG:9501
入院20日目(木)
入院21日目(金)治療・採血 HCG:7978
入院22日目(土)治療
入院23日目(日)
入院24日目(月)治療・採血 HCG:6787
入院25日目(火)治療
入院26日目(水)治療・採血 HCG:6459
入院27日目(木)
入院28日目(金)治療・採血 HCG:5710
入院29日目(土)治療
入院30日目(日)
入院31日目(月)治療・採血 HCG:4740
入院32日目(火)治療
入院33日目(水)治療・採血 HCG:4415
入院34日目(木)
入院35日目(金)治療・採血 HCG:3640
入院36日目(土)
入院37日目(日)
入院38日目(月)治療・採血 HCG:3024
入院39日目 12月17日(火)退院

12月20日 婦人科外来 HCG:2455
12月27日 婦人科外来 HCG:1707
 1月 9日 婦人科外来 HCG:969
 1月23日 婦人科外来 HCG:576
 2月 5日 婦人科外来 HCG:380



5回に渡って体験談を書いてきたが、客観的な内容は一旦終了。
入院中の主観的な内容は、過去日記がてらまとめる予定。

私の通院はまだ続くが、
お付き合いありがとうございました。

今日も引き続き、子宮外妊娠治療の体験談。
内容が内容なので、苦手な方は読み飛ばして下さい。

なお、現在も通院中。

+++
今日は<局所注射の流れ>及び、<治療のある一日の流れ>について。
やっぱり箇条書きで羅列↓↓


・朝食を最後に禁食。勿論水も駄目。
・採血のある日は、午前中に病室ベッドまで先生が採血に来る。
・お昼ぐらいに脱水予防の為に点滴をつなぐ。
 「電解質輸液 フィジオ140 500ml」と書いてあった。
・医師の外来が終了してから入院患者の治療が始まるので、
 早ければ15時、手術日だったりすると19時とかに治療に呼ばれる。
・検査着に着替え、麻酔を効きやすくする筋肉注射を肩に打った上で、
 ストレッチャーに乗せられ病室出発。
・処置は産科病棟内の分娩室。
・分娩台の上に横になり、全身麻酔のため両手両足をベルトで固定。
・左腕に昼頃つないだ点滴、同じ側の指先に心拍のセンサー。
 右腕に血圧計装着。(点滴が右腕の場合は逆になる)
・医師が点滴パックに抗生剤を注入。
・医師により酸素マスク装着。点滴の管の途中から麻酔を注入。


~ブラックアウト~


・10分程で目が醒めると、
 センサー・血圧計・酸素マスク、手足の拘束等全て外されている。
・医師が患者の意識を確認する。
・分娩台からストレッチャーに自力で移動し、病室へ戻る。
・病室ベッドに戻ったら、体温と血圧測定。
・処置後3時間はベッド上安静(トイレ・飲食・起き上がるの禁止)。
・3時間経過後、再び体温と血圧測定。膣内に入ってるガーゼを抜き取り。
・(歩行が許可されていれば)看護士の付き添いで歩行の確認。
・その後、夕飯。(いつも消灯ギリギリだった)


次回へつづく >>

昨日・一昨日の日記に続き、子宮外妊娠治療の体験談。
内容が内容なので、苦手な方は読み飛ばして下さい。

なお、現在も通院中。

+++

今回の入院で治療<局所注射>の他、
緊急入院当日に<子宮内容除去術>という手術も受けている。
今日はその話。

まず、妊娠判明から緊急入院までの流れ↓↓
※妊娠週数で表記。


  5週0日 市販の妊娠検査薬で陽性反応

  5週5日 大学病院産科受診
  膣エコーで子宮内に胚嚢見えず。

  6週6日 産科 2回目
  膣エコーで子宮内に胎嚢見えず。
  子宮外妊娠の可能性も考え採血して帰る。結果は次週。

  7週6日 産科 3回目
  膣エコーで子宮内に胎嚢見えず。
  前回の血液検査の結果HCG(妊娠ホルモン)が10000を超えていた。
  でもエコーで卵管に着床してるのも見えず、とりあえず経過観察。
  HCGの推移を見るために、再度採血して帰宅。

  8週2日 緊急入院
  少量の不正出血があり、24時間の電話相談に相談したところ、
  休診日だが救命救急の方に即来るよう言われ、そのまま入院。


当直医(←この表現であってるのかな?)より
  開腹・腹腔鏡・局所注射のうち、局所注射をオススメするが、
  休診日の為その治療を行える医師が居ない。
  また、子宮外妊娠には稀に卵管と子宮の2箇所同時妊娠というケースがある。
  今までの診察で子宮内に着床物は確認出来ないが、
  その可能性を確実に潰すために子宮内容除去の手術をさせて欲しい。
  その手術は今居る医師で出来る手術である。
との説明を受け、手術を承諾。

+++

手術の流れは、後日説明する局所注射の流れと(患者目線では)とても似ている。
以下、箇条書きで流れを説明↓↓

◆前提
・1回の治療にかかる時間は10分程度。病室to病室では約30分。
・全身麻酔を用いる為、手術自体の痛みは全く無し。
・保険適用。

◆流れ
・手術前に子宮口を広げる処置を行う。
 妊娠初期は子宮口が開いていないので、海藻を元にした棒状のものを挿入し、
 体内の水分を含んで広げていく。
 この処置は麻酔無しだったので痛かった。。。
・脱水予防の為に点滴をつなぐ。
・検査着に着替え、麻酔を効きやすくする筋肉注射を肩に打った上で、
 ストレッチャーに乗せられ出発。
・処置は産科病棟内の分娩室。
・分娩台の上に横になり、全身麻酔のため両手両足をベルトで固定。
・左腕に点滴、同じ側の指先に心拍のセンサー。右腕に血圧計装着。
・点滴の管の途中から麻酔を注入。

~ブラックアウト~

・10分程で目が醒めると、センサー・血圧計・手足の拘束等全て外されている。
・医師が患者の意識を確認する。
・分娩台からストレッチャーに自力で移動し、病室へ戻る。
・病室ベッドに戻ったら、体温と血圧測定。
・処置後3時間はベッド上安静(トイレ・飲食・起き上がるの禁止)。
・3時間経過後、再び体温と血圧測定。膣内に入ってるガーゼを抜き取り。

その後、病院の夕食を食べ、39日間の入院生活が始まる。


次回へつづく >>


 

昨日の日記に続き、子宮外妊娠治療の体験談。
内容が内容なので、苦手な方は読み飛ばして下さい。

+++

私が受けた治療<局所注射>について。
ただし、私が受けた局所注射はこの病院独自の方法らしく、
他の病院では異なると思いますので、ご注意下さい。


◆治療について
・1回の治療にかかる時間は10分程度。病室to病室では約30分。
・点滴の管の途中から注入する全身麻酔。
・膣エコー見ながら着床物に抗癌剤を注射器で注入し細胞を死滅させる。
・抗癌剤注射は最初2回のみだった。医師の判断によっては3回の場合も。
・以降の治療は着床物にブドウ糖を注入。
 ナメクジに塩をかける様に、浸透圧を利用して着床物を小さくする。
・週3回採血を行い、HCG(妊娠ホルモン)が下がっているか経過を見る。

◆入院期間・完治について
・入院期間は10日から2週間との説明だが、
 正確には治療開始時のHCG値が10分の1まで下がる事が退院の目安。
・「退院=完治」ではなく自宅通院となるだけ。
 退院後間もない頃は週1で血液検査をしに通院。
 HCG値が低くなれば2週間に1度、1ヶ月に1度と間隔が開く。
・HCGが0近くなれば生理がはじまるが、
 生理2回分ぐらいは経過観察が必要なので、
 医師いわく退院後も約半年位は通院することになるらしい。

◆行動制限等について
・入院直後は出血もあった為、腹圧かけないよう歩行禁止&風呂禁止。
 トイレ&洗面は看護士を呼んで車椅子。
・ベッドの上で起き上がって本を読む等はOK。
・HCGが25000を切ったら自力歩行でのトイレ&洗面解禁。
・HCGが20000を切ったらシャワー解禁。湯船は駄目。
・病室4階、売店地下1階。入院中、売店に行くのは許可されなかった。
 交渉の末(?)3階にある水を売ってる自販機まではOKが出た。
 ただしエレベーター使用の事。
 基本「積極的に歩くな」。
・退院直後(HCG:約3000)も、当分は走ったり重い物持ったりするのは禁止。
 湯船も禁止。
・HCGが2000切ったら、運動制限と湯船が解禁。
・食事制限は、治療の為の禁食以外一切無かった。

◆治療・入院費用について
・私の場合・・・39日間の入院で200,000円以上、300,000円以下。
・局所注射自体は保険適用外の治療。入院費は保険適用の3割負担。
・病院事務センターから
 「高額療養費限度額適用認定証」を発行してもらうように言われた。

◆その他
・私の入院した病院では産科と婦人科病棟が別フロアだった。
 でも他の方の体験談を読むと、産科病棟内に入院することになり、
 病院側の配慮か個室に入院したため差額ベット代がかかったという例もあるそうな。
・治療は産科病棟内の分娩室だった為、
 新生児室や、別の分娩室から「おめでとうございます」という声が聴こえる事もあった。

そんな治療。


次回へつづく >>

子宮外妊娠の可能性を言われた時、ネットで色々調べた。
その時、体験談を載せて下さったブログや質問掲示板がとても頼りになった。
身バレの可能性もあるが、
今後、同じ病気で不安になってる方に少しでも参考になればと思い、
私の体験談をまとめておくことにする。

ただし、私が経験したことならまだしも、医療関係者では無いので、
医師の説明の覚え間違い&聞き間違い等があるかも知れないが
そこら辺はご容赦を。

また、2014年2月現在、まだ完治はしていないので
そこもご了承を。

+++

まず「そもそも論」として子宮外妊娠とは、、、

  妊婦全体の約1%
  子宮外妊娠のほぼ99%が卵管に着床
  分娩は100%無理
  卵管破裂すると母体が危険とか

  私の場合、妊娠週数8週2日時点で、手の小指位の細さの卵管に
  着床したものが3cm程度まで大きくなっていた。

自然流産になる場合もあるそうだが、
私が入院した大学病院では、選べる方法は3種類。

1)開腹手術
お腹切って、着床した側の卵管摘出。
入院期間は1週間。
第一子の帝王切開時、臍下を横一線に15cm位切ったので、
そのイメージに近いのかな?
デメリットとしては卵管摘出ということ。

2)腹腔鏡下手術
お腹に3箇所穴開けて、そこから内視鏡みたいなのを入れて、
卵管に着床したものを摘出。
開腹より傷跡が小さく、回復も早いとか。
入院期間は約1週間。
デメリットとしては、傷は小さくても子宮を傷つける(切る)と言うこと。

3)局所注射
今回私が選択した方法で、手術ではなく治療。
子宮を切る訳ではないので、子宮・卵管の温存が可能。
また、子宮外妊娠の手術・治療を行った人は
次回妊娠時も子宮外妊娠になる確率が高くなるとの統計データがあるらしいが、
局所注射の場合、開腹・腹腔鏡に比べ再発のリスクが低めだそうだ。
デメリットは、入院期間が長くなること。
最初の説明では10日から2週間との事だったが、私の場合39日間。
そもそも局所注射を行っている病院自体が少なく、私が受けた局所注射は
この大学病院独自の方法であるとも看護師さんが言っていた。
病院によっては保険適用外治療となる場合も。


以後<HCG(妊娠ホルモン)>という単語が至る所に出てくるので、大雑把な説明。

  妊娠すると分泌される、生理を止め妊娠を継続させるホルモン。
  尿および血中より測定。
  市販の妊娠検査薬もこのホルモンの有無を測定。
  HCGが2000以上あっても、
  エコーで子宮内に胎嚢(赤ちゃんの影)が見られない時は、
  子宮外妊娠の可能性を疑うとの事。


次回へつづく >>

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