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2004.08.22. 宙組「ファントム」
2005.09.**. 雪組「霧のミラノ/ワンダーランド」
2005.12.18. 月組「JAZZYな妖精たち/REVU OF DREAMS」
2006.05.20. 雪組「ベルサイユのばら -オスカル編-」
2006.06.10. 宙組「NEVER SAY GOODBEY」
2006.09.02. 花組「ファントム」
2007.01.11. 宙組「維新回天・竜馬伝!」
2007.07.31. 雪組「エリザベート」
約4年ぶりの宝塚観劇。
現在花組トップスター真飛聖さんの出演歴を調べたら、
2006年の花組「ファントム」で
フィリップ・ドゥ・シャンドン伯爵役
(A.L.ウェバー版のラウルに相当)だったとか。
・・・スミマセン、エリック役の春野寿美礼さんばかり見ていたよ。
今回が退団公演との事で、
お芝居の脚本自体がそれを彷彿とさせる。
クライアントからの依頼で、
久々に故郷・サンタモニカを訪れたフレディ(真飛)。
芝居中、この地で色々な事を教えて貰ったと思いを語る。
それが客席に向かっての独白だから、見ているコッチは、
彼女の宝塚への思いの様にも読み取れる。
ゆっくり銀橋を渡り、舞台下手から去って行く。
舞台緞帳には彼(彼女)の長い影だけ残るラストに涙腺がゆるむ。
+++
フィナーレのパレードも終わり、銀橋に居た方も舞台の方へと戻る。
途中、緞帳が1/3くらい下りたが、再び上にあがる。
さよなら公演だからいつもと違うのか?と思ったら、
舞台上手床下からマイクが伸び、
組長・夏美ようさんから挨拶があった。
以下、うろ覚えの内容。
※東京公演の初日は25日(金)だった。
今回、この公演を実施するにあたり、
生徒全員でたくさん話し会いました。
生徒の中には被災した者もおり、
真飛はディナーショー開催中だったため、当日は一人で過ごしました。
でも、全員無事にここに戻ってきてくれました。
しかし、この深刻な電力不足のなか、
私たちは公演を行って良いのか本当に悩み、たくさん話し合いました。
実際、実際公演が取りやめになった回もございます。
でも、その答えは今、こうして
客席に来てくださってる皆様が教えてくれました。
(私が見た限り、1階は9割以上埋まってた)
ひとときではありますが、お越し頂いた皆様に楽しんでいただく事の外に
私たちが今できる事として、今回の公演をチャリティー公演といたしました。
ですが、ただ募金箱を置くだけではなく、生徒自らが箱を持ち、
募金のご協力をお願いしたいと思います。
公演後でお見苦しい格好かとは思いますが、
ご協力の程宜しくお願いいたします。
(生徒に向かって)
本日担当の生徒は外れてください。
(生徒さん10名ほど舞台をはける)
なお、この様な趣旨でございますので、
握手や写真撮影はご遠慮させていただきますことをご理解下さい。
挨拶中、生徒さんは神妙な面持ちというか、
涙をこらえている様な表情だった。
もちろん、話している夏美さんも。
その後、花組トップの真飛さんからも挨拶があった。
以下、うろ覚えの内容。
舞台の台詞にもあったように「今自分に出来ることをやろう」を心がけ、
精一杯舞台を務めていますが、幕が開くと、私が皆様から元気を頂いております。
その元気を皆様に届けられるよう生徒全員で舞台を務めて参ります、
この公演も4月まで行っておりますので、是非またお越しになってください。
今回の舞台は、みんな熱いなぁ~
さよなら公演だからかなぁ~
と思っていた自分、ゴメンナサイ。
確かに職場でも、
「宝塚は普通に公演やってるらしいよ」と言ってる同僚も居た。
だが、経営的都合もあれば、生徒さん個人の思いもある。
世の中の全員から賛同を得られなくても、私は支持するよ。
やはり微々たる金額だが、フィナーレの衣装のまま
ロビーに立っていた男役の方の所へ募金してきた。
前半どんなに暗い内容のお芝居でも、後半のレビューのロケットや、
大階段をシャンシャンもって、羽根を背負って下りて来るのを見れば
華やかな気分で帰れる、それが宝塚の良いところ!
と、母と伯母が言っていたが、まさにその通りだと思う。