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主に合唱日記・・・だったのは気のせいです。弐代目
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『ラブ・ネバー・ダイ』
12時30分開演
日生劇場 1階I列26番

ファントム : 市村正親
クリスティーヌ : 濱田めぐみ
ラウル : 橘慶太
メグ : 彩吹真央
マダム・ジリー : 香寿たつき
グスタフ : 加藤清史郎


+++


大掛かりなミュージカルが上演出来る規模の劇場では、
一番見やすいと思う日生劇場。
観劇記録を調べてみたら、2007年の『シカゴ』来日公演以来だった。

因みに過去最悪の劇場はすぐ近くのシアタークリエ。
舞台の見やすさは良いとして、客出入りの動線が最悪だったorz

それはさておき市村ファントムを見たいがためにチケット取った『LND』。
演出・セットに微妙な差はあれども、映像化されてるメルボルン公演とほぼ一緒。

 (例)<コニー・アイランド・ワルツ>にて
   ・トラベーターが斜め(豪)だったのが、真っ直ぐ平行(日)
   ・風船持った子供達が出てこない  他

開場直後、舞台は暗転しているのだが、
クリスの肖像画や、ファントムのピアノ等が薄っすら見える。
開演が近づくと、ピアノの椅子に市村ファントムが配置につく気配があり
コチラも観劇用乱視矯正眼鏡を装着してスタンバイ。
以下、備忘録がてらパンフ記載の曲順にダラダラと書いてゆくことにする。


+++


【第一幕】


<君の歌をもう一度>
2004年『ミス・サイゴン』以来のナマ市村さん、1949年生まれの65歳。
劇団四季『オペラ座の怪人』の初演が1988年だから、当時39歳?
いくら『オペラ座~』の10年後の話とはいえ
ファントム年取りすぎだろ!と思ってたけど、
舞台始まってみたらそんなの吹っ飛んだwww
私が市村さん好きだからかも知れないが、コレはコレで良いVv
『ミス・サイゴン』エンジニア役の時もそうだったが、舞台上にたった一人なのに、
客席全体を惹きつける魅力は未だ健在だった。
あと、勝手に私(168cm)より背は低いと思っていたら,
Wikipedia情報では身長170cmだとか。
・・・そこそこあったのね。


<コニー・アイランド・ワルツ>
『オペラ座~』ではシャンデリアが上昇したが、
『LND』ではファントムの小部屋(?)自体が上昇。
Blu-rayでは見切れていてが、この曲中
ファントムごとずっと上に吊り下がったままだったのね。

ファントムの手下3人登場。
フレック役の豪キャスト、エマ・J・ホーキンス(Emma J Hawkins)さんは
、、、身体的に特徴のある方。
今回の公演ではどうするのか?と思ったが、
日キャストの あべみすほ さんは予想以上にそっくり!!
小柄な方なんだろうけど、豪キャストとの違いを感じさせないと言うことは、
相当体も柔らかい方なんだろうねぇ~。

舞台上では出演者がサーカスのような場面を繰り広げているが、
私の視線は舞台上部の市村ファントムばかり(^^;

あとココで覚えているのは、
 ・トラベーターが斜めではなく並行。
 ・星柄マント男のマントの中からパッと現れる子役たちが居ない代わりに、
  黒猫の様な格好の人が出てきた。
 ・バランスボールの様な小道具を回収する裏方さん目撃。

そうそう、ここでは忘れてはならない感想があった。
劇中劇の緞帳ともなるファントムのマスクをあしらったアーチ状のセット。
マスクが大理石っぽい質感になっているのだが、
照明の陰影か、鼻から鼻毛が出ているようにも見えたのは私だけ?


<あなただけに>
<この10年>
メグ役・彩吹真央さん登場。スタイルの良さ、とりわけその脚線美ばかり見ていたよ。
マダム・ジリーの香寿さんとのナンバー、息の合わせ方がホント上手かったなぁ。
おふたりとも宝塚出身の方だから、合わせやすいとかあるのかな?


<クリスティーヌの到着>
<トリオの出迎え>
Blu-rayでは舞台上手から子爵一家が登場するが、
今回は下手セットと一体化してタラップから登場。
いつもの私ならここで「濱田クリス登場!」と注目するはずなのだが、
priestさまより「清史郎くんが良かった」と前情報を得ていたので、
こども店長ばかり見ていたよ。

昔、『アニー』で日本の子役に幻滅し、
四季の『ライオンキング』に出ていた子シンバの小林翼くんを見て
「日本の子役にも期待は持てるんだ」と見なおした経験あり。
うん、こども店長は期待通りの綺麗なボーイソプラノだったよ。


<コニー・アイランドまで>
トラベータでファントムが懐かしのメロディー。
Blu-rayではカットされたのか、場所移動を示唆する演出あり。
トラベーターに馬車と同じ形の手押し車を押すクマの着ぐるみが通過。


<なんてひどい街>
地球儀の様なテーブル。Blu-rayと開く向きが逆だった。


<心で見つめて>
今日、この舞台で一番印象に残ったシーン。
クリスティーヌ役の濱田さんの歌声の変化にビックリし、
その演技にすっごい母性を感じた。


<月のない夜>
演出とはいえ、クリスって気絶しやすいよね。
そして四季『オペラ座~』と違って、床に寝たままにはしないのねwwww

あと、『LND』はあまりファントムに魅力を感じないのだよね。
何故だろうと考えた結果、前作の「music of the night」では
客席含めた全方向へその魅力が向かっていたのに、
今作では歌も演技(演出)もクリスに一極集中。二人だけの世界。
そのせいで、私は覚めた見方をしてるのでは無いかと思ってる。


<遠いあの日に>
<お母様 怖い>
ファントムよ、バルコニーの扉、両方閉じて行かないのかい?
クリス一家をNYに呼び寄せたのはハマースタインで、
波止場でファントムが拉致ったと解釈していたのだが、
それだと出演契約を反故にされたので違約金の話になるよなぁ。
ファントムの金で解決したのかな?
それとも、呼び寄せる所からファントムの計画だったのかな?
ラウルやクリスのセリフからは、後者のようにとってるようだが。


<懐かしい友よ>
<とってもきれい>
<美の真実>
清史郎くんの澄んだ声が演奏&市村さんの声に
かき消されてる感がちょっと残念だったかな。


<問い詰められて>
前半ラストでマダムのソロシーン。この流れで行くなら、
後半行動を起こすのはマダムだと思うのだけど、実際は何もしない。
ミステリーで読者をミスリードする役どころを意識してるのだろうか?


【第二幕】


<アントラクト>
<なぜ僕を愛する?>
<負ければ地獄>
橘ラウル。決して下手では無いんだけど、何より役どころが・・・。
ギャンブルで借金こさえて酒浸りorz
そして周りは元・劇団四季(市村・濱田)と元・宝塚(彩吹・香寿)。
ファントムと1対1での掛け合いは、そういうストーリー&演出とは言えども
市村さんの貫禄も加わり、「こりゃ勝てるわけ無いよ」と思わずに居られない。


<コンサートへどうぞ>
<水着の美女>
<ママ、上出来ね>
<歌う前に>
出番10分前にそんな事言われてもねぇ。


<負ければ地獄 カルテット>
<愛は死なず>
<ああ クリスティーヌ!>
<コニー・アイランドの通り>
<お願い、ミス・ジリー>
<そして 最後に>
<カーテンコール>


後半、私の文章が力尽きた感があるが、キャスティングは凄く良かった。
だが、そもそもストーリー自体に色々思う所あり。
それは本日の観劇とは別だと思うので、
後日の日記に書くことにする。

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