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練習内容を書いても、音取りしてるだけなので
今回使用している『メサイア』の楽譜について書いてみることにする。
個人的に先ず検索してみるサイト「ウィキペディア」情報。
初演は、1742年4月13日、アイルランドのダブリン。その後、ヘンデルの生前何度にも亘って改訂・再演され、現在用いられる楽譜にもいくつかの版がある。
上記のとおり何度も演奏され、その都度新曲加えたり、楽器パートを変えてみたりと総譜(指揮者が使うオケ・合唱全てのパートを網羅した楽譜)自体に多くのバージョンが存在する。有名所では「捨子養育院版」「モーツァルト版」「プラウト版」などなど。ちなみにヘンデルはオーストリア(ドイツ?両国とも「我が国だ!」と主張)生まれ、その後イギリスへ帰化。よって『メサイア』の歌詞は英語だったりするが、「モーツァルト(編曲)版」だとドイツ語だったりする。
そして、私に関わりのあるのはボーカルスコア。ソリスト、混声合唱(基本4声)、およびピアノ伴奏が書かれたモノ。上記の通り総譜だけでもバラエティーに富んでいるが、更に「出版社」という分岐が加わる。ネットを彷徨ってみたところ『メサイア』のボーカルスコアにおいては「ノヴェロ社」「ベーレンライター社」「日本基督教出版」あたりが3大出版社かと勝手に判断してみる。
何故出版社までこだわるかというと、合唱団の練習中「*ページの*小節目からスタート」という指示の仕方だから。『メサイア』とか『第九』とかだと、その曲が歌いたいからと合唱団を渡り歩く人もいらっしゃるとか。そうすると、よっぽど歌いなれて無いと一人だけ出版社が違う楽譜を使用し、その指示が解らなかったりする。
とまぁ長々と書いて見たが、結論は・・・
1.今回使用している楽譜は「ノヴェロ社出版 ウォトキンズ・ショー編曲」のものだと言うこと。
2.その2ページ目には「コンサートのポスター、プログラムなどには、「ショー版」(ノヴェロウ社刊)使用の旨を明記してくださるようお願い申し上げます。」と日本語でも書いてあること。
3.だから当サイトでも「ショー版」と明記してみたこと。
---長いな。
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本日の練習:ヘンデル「メサイア」
04 AND THE GLORY OF THE LORD
07 AND HE SHALL PURIFY
08 BEHOLD,A VIRGIN SHALL CONCEIVE
12 FOR UNIT US A CHILD IS BORN
17 GLORY TO GOD
21 HIS YOKE IS EASY
22 BEHOLD THE LAMB OF GOD
24 SURELY HE HATH BORNE OUR GRIEFS