忍者ブログ
主に合唱日記・・・だったのは気のせいです。弐代目
<< 03  2024/04  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30    05 >>
[317]  [318]  [316]  [313]  [315]  [314]  [312]  [311]  [307]  [308]  [306
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

知人に誘われて、タリス・スコラーズの公開レッスン&来日公演に行ってきた。

場所は多摩センター駅にあるパルテノン多摩。
丁度知人が住んでるので「只今マックに潜伏中」とかメールを送ってみると、
「なんで居るの!?」と即返事が来た。
そだねぇ、一応電車1本で来られるが片道約2時間と“小さな旅”だよねぇ。
まぁ、うち1時間30分位は大学時代毎日通ったルートなので案外苦痛じゃ無いかも。
窓から風景を見てると懐かしい様な、随分変わった様な、ノスタルジーな気分。

さて本番前の公開レッスンも見てきた。

1度通した後、タリスの指揮者、ピーター・フィリップス氏による指導。

1番目のグループには
 宗教曲は曲のイメージによりテンポを遅めに設定しがちだが、
 もっと躍動的でスピードがあるものです。
 カタクするわけでは無いが、音が散漫しているので
 「前へ、前へ」というイメージで歌って下さい。

2番目のグループには
 (指揮者無しの団体の為)前に僕が立った事で、
 お互いを聞くと言うことがおろそかになっている。
との事。

そのお言葉1つ1つに頷くことがあるが、今回はパフォーマンスとしての公開レッスン。
話によるとご近所の某指揮者様については、普段の合唱団練習と有志によるオランダ公演の練習とでは随分違うとか。そうすると、タリス・スコラーズでも普段の練習はどんなカンジなんだろう。やっぱり怒声が飛ぶのだろうか?

公開レッスンも終わり、17時から本番。
第一声を聴いた感想「ふわぁ~!!!」

テノールがまた修道士みたいな厳かな雰囲気を醸し出すので、一瞬にしてロンドンのセントポール大聖堂に居るような錯覚に陥った。
バチカン、ベネツィア、ミラノ、フィレンツェに限らず、スイス、カナダ、アメリカ等色んな教会を覗いては来たが、真っ先に浮かんだのはセントポールだった。
・・・今まで行ったなかで一番人が閑散としていただけかもしれないケドね。

当合唱団の指揮者は目標として「バッハ・コレギウム・ジャパン」か「タリス・スコラーズ」の名を挙げる。だけど聴いてて思った、「このアルトは私には無理です」。タリスのアルトは2人、1人女性、1人男性。男性の方は(カストラートはもう居ないし)カウンターテナーともかぶるのだろうか。んで問題は女性。アルトと言うには深い音色。プロフィールでは奇跡のカウンターテナーとして紹介。・・・人間やってみなくちゃ解らないとはいえども、持って生まれてきたモノがあるワケであり、私がソレを目指すこと自体おこがましいよ。と思ってしまう。

さて、今回一番凄かったのは「エレミアの哀歌」という曲。
舞台にはアルト2、テナー2、バス1人。なのに居ないハズのソプラノの音が聞こえた!倍音!?だとしてもこんなに明らかに聞こえたのは初めてだし、むしろ私の耳が早くもおかしくなっている事の方がまだあり得そうで怖い。普段の練習であれだけヒドイ音を出しても、自分で修正できないんだからねぇ。
でも正解は倍音なんだろう。あれは鳥肌モノでした。

それが合唱団の練習反映されるかどうかは別にして、多摩センターまで聞きに行ったかいがあったものだ。

PR
★ HP
・・・へ戻るには?

夜の調べ[玄関]
★ カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
★ プロフィール
HN:
HP:
自己紹介:
旦那、長男、次男の4人家族。
問い合わせ等:
HP内にメアド&メルフォあり。
★ 書房・弐(支店)
★ 新刊チェック
★ ブログ内検索
★ アクセス解析

Copyright (c)夜の調べ [日記] All Rights Reserved.
Photo material by 空色地図  Template by tsukika


忍者ブログ [PR]