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昨日の日記に続き、子宮外妊娠治療の体験談。
内容が内容なので、苦手な方は読み飛ばして下さい。
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私が受けた治療<局所注射>について。
ただし、私が受けた局所注射はこの病院独自の方法らしく、
他の病院では異なると思いますので、ご注意下さい。
◆治療について
・1回の治療にかかる時間は10分程度。病室to病室では約30分。
・点滴の管の途中から注入する全身麻酔。
・膣エコー見ながら着床物に抗癌剤を注射器で注入し細胞を死滅させる。
・抗癌剤注射は最初2回のみだった。医師の判断によっては3回の場合も。
・以降の治療は着床物にブドウ糖を注入。
ナメクジに塩をかける様に、浸透圧を利用して着床物を小さくする。
・週3回採血を行い、HCG(妊娠ホルモン)が下がっているか経過を見る。
◆入院期間・完治について
・入院期間は10日から2週間との説明だが、
正確には治療開始時のHCG値が10分の1まで下がる事が退院の目安。
・「退院=完治」ではなく自宅通院となるだけ。
退院後間もない頃は週1で血液検査をしに通院。
HCG値が低くなれば2週間に1度、1ヶ月に1度と間隔が開く。
・HCGが0近くなれば生理がはじまるが、
生理2回分ぐらいは経過観察が必要なので、
医師いわく退院後も約半年位は通院することになるらしい。
◆行動制限等について
・入院直後は出血もあった為、腹圧かけないよう歩行禁止&風呂禁止。
トイレ&洗面は看護士を呼んで車椅子。
・ベッドの上で起き上がって本を読む等はOK。
・HCGが25000を切ったら自力歩行でのトイレ&洗面解禁。
・HCGが20000を切ったらシャワー解禁。湯船は駄目。
・病室4階、売店地下1階。入院中、売店に行くのは許可されなかった。
交渉の末(?)3階にある水を売ってる自販機まではOKが出た。
ただしエレベーター使用の事。
基本「積極的に歩くな」。
・退院直後(HCG:約3000)も、当分は走ったり重い物持ったりするのは禁止。
湯船も禁止。
・HCGが2000切ったら、運動制限と湯船が解禁。
・食事制限は、治療の為の禁食以外一切無かった。
◆治療・入院費用について
・私の場合・・・39日間の入院で200,000円以上、300,000円以下。
・局所注射自体は保険適用外の治療。入院費は保険適用の3割負担。
・病院事務センターから
「高額療養費限度額適用認定証」を発行してもらうように言われた。
◆その他
・私の入院した病院では産科と婦人科病棟が別フロアだった。
でも他の方の体験談を読むと、産科病棟内に入院することになり、
病院側の配慮か個室に入院したため差額ベット代がかかったという例もあるそうな。
・治療は産科病棟内の分娩室だった為、
新生児室や、別の分娩室から「おめでとうございます」という声が聴こえる事もあった。
そんな治療。
次回へつづく >>