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昨日・一昨日の日記に続き、子宮外妊娠治療の体験談。
内容が内容なので、苦手な方は読み飛ばして下さい。
なお、現在も通院中。
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今回の入院で治療<局所注射>の他、
緊急入院当日に<子宮内容除去術>という手術も受けている。
今日はその話。
まず、妊娠判明から緊急入院までの流れ↓↓
※妊娠週数で表記。
5週0日 市販の妊娠検査薬で陽性反応
5週5日 大学病院産科受診
膣エコーで子宮内に胚嚢見えず。
6週6日 産科 2回目
膣エコーで子宮内に胎嚢見えず。
子宮外妊娠の可能性も考え採血して帰る。結果は次週。
7週6日 産科 3回目
膣エコーで子宮内に胎嚢見えず。
前回の血液検査の結果HCG(妊娠ホルモン)が10000を超えていた。
でもエコーで卵管に着床してるのも見えず、とりあえず経過観察。
HCGの推移を見るために、再度採血して帰宅。
8週2日 緊急入院
少量の不正出血があり、24時間の電話相談に相談したところ、
休診日だが救命救急の方に即来るよう言われ、そのまま入院。
当直医(←この表現であってるのかな?)より
開腹・腹腔鏡・局所注射のうち、局所注射をオススメするが、
休診日の為その治療を行える医師が居ない。
また、子宮外妊娠には稀に卵管と子宮の2箇所同時妊娠というケースがある。
今までの診察で子宮内に着床物は確認出来ないが、
その可能性を確実に潰すために子宮内容除去の手術をさせて欲しい。
その手術は今居る医師で出来る手術である。
との説明を受け、手術を承諾。
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手術の流れは、後日説明する局所注射の流れと(患者目線では)とても似ている。
以下、箇条書きで流れを説明↓↓
◆前提
・1回の治療にかかる時間は10分程度。病室to病室では約30分。
・全身麻酔を用いる為、手術自体の痛みは全く無し。
・保険適用。
◆流れ
・手術前に子宮口を広げる処置を行う。
妊娠初期は子宮口が開いていないので、海藻を元にした棒状のものを挿入し、
体内の水分を含んで広げていく。
この処置は麻酔無しだったので痛かった。。。
・脱水予防の為に点滴をつなぐ。
・検査着に着替え、麻酔を効きやすくする筋肉注射を肩に打った上で、
ストレッチャーに乗せられ出発。
・処置は産科病棟内の分娩室。
・分娩台の上に横になり、全身麻酔のため両手両足をベルトで固定。
・左腕に点滴、同じ側の指先に心拍のセンサー。右腕に血圧計装着。
・点滴の管の途中から麻酔を注入。
~ブラックアウト~
・10分程で目が醒めると、センサー・血圧計・手足の拘束等全て外されている。
・医師が患者の意識を確認する。
・分娩台からストレッチャーに自力で移動し、病室へ戻る。
・病室ベッドに戻ったら、体温と血圧測定。
・処置後3時間はベッド上安静(トイレ・飲食・起き上がるの禁止)。
・3時間経過後、再び体温と血圧測定。膣内に入ってるガーゼを抜き取り。
その後、病院の夕食を食べ、39日間の入院生活が始まる。
次回へつづく >>