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ミュージカル『RENT』をかいたジョナサン・ラーソン。
彼の作品には『RENT』の他に
『Tick, Tick... Boom!』というミュージカルもある。
シアターガイドHPに記載されていたストーリーを
こっそり転記させてもらうかねぇ。
1990年NY。30歳を目前にしたジョナサンは、
作曲家としてのキャリアに焦りと不安を感じながら、
悶々とした日々を送っていた。
現実派の親友はビジネスマンに転進し成功、
恋人は結婚を望んでいる。
30歳、それは青春の終わりなのだろうか、
夢を諦めるべきなのだろうか……。
チック、チック、チック…頭の中で時計の音が鳴り響く。
2006年、山本耕史主演の日本公演を見てきた。
一番最初のナンバー「30/90」で鳥肌が立った。
時々思い出したかのように、YouTubeで英語版の「30/90」を
何処かのサイトでコピってきた英語歌詞を見ながら聞く。
舞台を見たから曲のおおよその内容は分かるが、
自分自身が30歳になる前に、
きちんとこの歌詞を読んでみたいと思った。
ネットで検索しても日本語訳は見つからない。
CDでも購入すれば対訳付きの歌詞カードがついてくるだろうか?
だが、何を思ったのか、自分で訳してみることにした。
+++
んで今、訳してる途中。
今のところの感想・・・口語&慣用句ばっかりで難しい(><)!!
たとえば
歌詞:Can't fight it, like City Hall
直訳すると「市役所のようなものとは戦うな」?
ネットで検索してると、以下の慣用句が出てきた。
can't fight city hall
直訳:市役所とは戦えない。
慣用表現としては「長いものにまかれろ」「無益な争いはするな」だそうだ。
わっかんねぇ~!!!!
その他、前半は主語が「You」なのに、後半になると「I」に変わる。
例:What can you do? → What can I do?
この曲自体、主役ジョナサンの心情を歌った内容なのに、
歌詞の主語は「You」なのも疑問だった。
勝手な推測だが、最初はまだ客観性を保って「You」だったが、
感情の高ぶりとともに「I」へと変わったと解釈。
だが、その微妙なさじ加減を、
私の英語力ではきちんと読み取ることが出来ないし、
私の日本語文章で適切に表現出来ているのか自分でも分からない。
そして決定的なのは、
訳すことで原文の持つ素敵なリズムや韻が、跡形も無くなること。
+++
学生時代、体育の次に苦手だった英語。
そんな私でも、この曲だけは頑張って訳してみようと思う。
最近、池波正太郎や平岩弓枝など、文章の上手い人の本ばかり読んでいたから
「ハリー・ポッターと死の秘宝」の文章が読みにくくて仕方がなかった。
J.K.ローリング氏の原文という制約はあれども、もうちょい何とかならんか?
通訳や翻訳家は、英語の読解力はあれども、
日本語の文章が上手いわけではないと少々バカにしていた。
だが、いざ自分が似たような事をやってみると、
たった一曲でさえこの有様。
もう一度ハリポタ読み直して、文章がおかしいところに
付箋でも貼ってみようかと思ってた自分。
本当にゴメンなさい。
でも、、、『マーリンの猿股』は無いと思うよ。