★ 秘書、それは万屋。

朝、８：４５前後に事務所到着。
電話のナイトモードを解除し、PCの立ち上げ。
起動している間、自分の机を拭いて、次は上司の執務室の掃除。
机を拭く、ゴミだし、前日使ったマグカップを洗う。
片づけが終われば、FAX・郵便物・メールのチェック。
お茶を飲みながら今日の予定を確認。ここらへんで９：０５をまわる。
因みに私の出勤時間は９：００ナリ。

私と向かい合わせの席の方が、去年末で退職された。その後任秘書として採用されたのは、現在大学４年生の女性。卒業するまではバイト扱いだそうだ。そんな彼女と初めて会話したのは今月12日金曜。その時第一印象は「こわい」だった。

彼女に愛想が無いわけではない。年下で、どう接すれば良いのか分らないだけだと思っていた。だが、今日その理由が分った。「危なっかしくて、何をするか分らない」の「怖い」だったようだ。
ハキハキした口調に、しっかりしてそうな外見。だが些細な振る舞いを見ていると、物は出しっぱなし、やりっぱなしの感が。そこのグループは一番忙しい部署なので、ゆっくり教える時間も無いのだろうし、彼女もまだ４日目で次から次へと新しい事でテンパッてるのだろう。

ウチの事務所は少々変わっており、グループつまり直属の上司が雇い主であり、秘書室は共同で机を並べていても、忙しいからといってグループ間の補助手伝いは無い（外線が複数かかってきたときは別。）。また、その上司により事務処理が異なり、他の者が教えることも出来ない。

そんななか、裁判所へ和解調書取りに行くのに職印を忘れていったり、他のグループが購入した備品を確認せずに使っていたり、パンチ穴を開けた後に「これ紐綴じでいいんですよね？」と確認してきたりetc...その方の先輩にあたる秘書さんが疲れていた。そして、それを机越しに見ている私も内心ハラハラ。
それでも私が初めて法律事務所で仕事をしたときよりマシだよなぁ、と思う一方、「清掃を完了して、９時には着席」とは言わないが、せめて遅刻せずに始業時間には事務所に着いてようよとも思う。アナタが着いた時には終わってるが、アナタの先輩は９時に出勤し、一人でゴミだしとかやってるんだよ。そんな彼女は秘書検定１級＆４日間とも１０～３０分の遅刻だそうだ。

私にとって「時間を守る」のは必要最低限の事だと思うが、、、単に時間にうるさいだけなのかなぁ？